前回の続きをといいたいところなのですが、 前回の内容に出てきた国税局の事って知っていますか?

基本的には税金関係で間違ったことをしていなければお目にかかることはありません。

県税事務や各市町村の税務調査は定期的にやってくるのですが・・・

国税局がやってくることはまずありませんよね。

スピンオフとして

『国税局がやってきた』

をお届けしようと思います。

国税局っていきなりやってくると思っている方が多いと思うのです。

いくつかパターンがあると思うのですが、

僕の場合は事前に連絡がありました。

考えてみれば、税理士の先生の日程調整もあるわけですから・・・

テレビみたいなことはないみたいです。

事件性が疑われる場合はわかりませんが。

連絡があった時点で、大枠の内容が伝えられるわけです。

それをもとにこちらとしては、対策を考えるわけです。

対策といっても国税局側としては、確実に情報をつかんでいるわけですから、隠すなどの事はできないわけです。

対策というのは、資料の用意や各項目に対して誰が対応するのかといった実務的な対策をするわけです。

金額が金額ですので、対応する側も7~8人体制を組んで対応するわけです。

国税局側は3~4人だったと思います。

基本は税理士の先生が国税局と対応するのですが、業務的なことは僕ら会社の人間に聞いてくるわけです。

そんなやり取りの中で脱税金額が伝えられるわけですが・・・

脱税をすると脱税分だけでなく、重加算税など様々なものが加算されるわけです。

加算していくともともとの金額の2倍ぐらいの金額になるんです。

初回に提示された金額は2億3000万円ぐらいでした。

そこから、調整が始まるわけです。

その場では決まることはなく、最終的に1億円ぐらいに落ち着いたわけです。
税金は国、県、市に支払うものがありますよね。

国税局が動くということは、修正申告をするということになるわけなのですが・・・

修正申告を行うと県税、市税の関係も申告しなおすことになるので、ここでも追徴課税が発生します。

トータルで1億2000万円程度になりました。

ただ、これらの金額は法人に課される税金なので個人には課されません。

ということは、法人を清算すれば債務がなくなるわけなのです。

ただ、当時は資産や貸付金などがあったため簡単には清算できないんです。

そこには驚きの理由があるのです。

仮に勝手に清算や破産、また資産を売却したりしたとします。

その行為が怪しいと判断された場合 差し戻すことができるのです。

契約などもすべて白紙になるのです。

勝手なことができないように絶対的な権限が与えられているのです。

金額が確定すると今度は支払い方法の話し合いになるわけです。

そこからは税理士さんが外れるのです。

僕が国税局との窓口になるわけです。 国税局から呼びび出しを受けるわけです。

当日は4人が入れば満員の部屋に通されました。

無意味に薄暗いのです・・・

そこで、担当者と話し合いになるわけです。

ただ、口調もとても穏やかだし、威圧感はありますが、威嚇をしてくるわけではありません。

まずは、脱税についての話が始まるわけです。

しかし、僕が代表になる前のことなので、素直にわからないと答えるわけです。

もちろん、相手側もそれはそうだよねとなるわけです。

そこで、こんな説明がありました。

法人税には第2次納税義務というのがある。

これは、法人の税金を個人が保証して支払わなければいけないという内容であること。

今回はこれを適応はしないとのことでした。

脱税行為が悪質だったりするとこれが適応されるそうです。

そのかわり、しっかりと対応してほしいとのことでした。

もちろん、対応しますと答えますよね。

すると、返済金額の話し合いです。

国税に限らず滞納している税金などは基本分割でもいいので1年間での支払いを迫られます。

1億の4回分割・・・

1回=2500万円・・・

払えるわけがありません。

彼らも仕事なので仕方がないのですが・・・

その場では決まらないので、一旦持ち帰りです。

脱税した本人は・・・ ほっときましょう・・・

他人事ですよね。

そうなのです。払う気なんてサラサラないわけです。

はじめからこれが狙いだったのかもしれません。

国税局だけでなく、県税、市町村の税務課からも連絡、督促が届くようになります。

元々、自宅で登記していたので、自宅にも届くようになりました・・・

発見されます。

家族会議・・・夫婦会議ですね。

地獄ですよ・・・

督促されても払えないものは払えないじゃないですか?

次にやってくるのは・・・ 差し押さえです。

銀行からお金が消えます。

運転資金ですから当然会社は回らなくなります。

しかしお金が必要。

借りてくる。

最悪なパターンですね。

ここまでくるともうどうにもできません。

それでも国税局と交渉しながらなんとか会社を運営していくわけですが、

最終的に国税局はこんなことをしました。

債権放棄です。

会社に支払い能力がないと判断して、放棄するとの通知がきました。

凄いですよね。

億の債権放棄するんですよ・・・

それでも会社の運営は無理でした。 国税局は放棄していただけましたが・・・

他の税務署は放棄してくれませんでした。

国税の次は県税事務所から差し押さえ・・・

THE・ENDですね。

今回は国税局での出来事をかいてみました。

もっと詳細なやり取りが知りたいという声があれば別で書きますね。

ではでは、今回はここまで。

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