今回は商品の仕入れ基準について書いていきます。
特に初心者の方、はじめたばかりの方向けの内容になると思います。
気を付けるべき点を書いていきます。
・回転率
・仕入原価
・コンプ率
上記3点をまずは気を付けて仕入れをするべきだと思います。
【回転率】
回転率から考えていきます。
最近は鬼滅の刃、呪術廻戦、進撃の巨人などはアマゾンでのランキングも高く、回転もよい商品になると思います。
*ほかにもあると思いますが、有名なタイトルを取り上げています。
僕の経験では、販売価格の設定にもよりますが、納品から2~3日ぐらいで売れていく感覚です。
サイクルとしては
仕入れ → 納品 → 販売
最短でいけば1週間程度のサイクルになるわけです。
特に初期の段階ではこの短期間のサイクルを中心に仕入れを行った方が良いと思います。
セット本せどりをはじめるにあたり潤沢な資金があるのであれば、この限りではありません。
少ない資金で始めるならば、回転率は重視すべきです。
その理由は、現金化を急ぎたいからです。
仕入れ、納品した段階では利益は出ていないわけです。つまりはお金が手元からなくなっている状態です。
販売ができた段階で売上、利益が出るわけです。
また、アマゾン、メルカリなどの販路の場合には決済が終わってから、入金になるわけです。
入金が完了するまでは現金は入ってきません。
現金が入って来なければ、次の仕入れもできませんよね。
だから、【回転率】を重視することが必要になると思います。
【仕入原価】
次は仕入原価を考えてみましょう。
先ほどの鬼滅の刃・呪術廻戦・進撃の巨人などは人気も高いので、なかなか低価格での仕入れはできないのが実情です。
例えば 鬼滅の刃で考えてみましょう。
1冊の価格は420円程度としましょう。(店舗によって変動はあります)
23巻 × 420円 = 9,660円
*僕が最近見かけたセットの最安価格は8,800円でした。(2021年2月末時)
アマゾンで販売されている最低価格は約10,000円。(2021年2月末時)
販売価格10,000円 - アマゾン手数料約2,500円 = 入金額7,500円
入金額7,500円 - 仕入金額7,500円 = -2,500円
・・・赤字ですね。
もし、1冊100円で仕入れることができれば
販売価格10,000円 - アマゾン手数料約2,500円 = 入金額7,500円
入金額7,500円 - 仕入金額2,300円 = 5,200円 *利益率52%
かなりの利益を得ることができます。
仕入原価がいかに重要かがわかると思います。
ただ、鬼滅の刃がこの価格で仕入れることができるのか、現状では難しいのが現実です。
また、利益率が50%を超えることはなかなかの数字なので、まずは30%の利益率を目標にしましょう。
セット本は常に価格が変動するので、仕入原価、利益率を確認しながら仕入れをすることが大事になります。
【コンプ率】
僕はセット本において最も重要ではないかと考えています。
僕は初期の頃にこの部分を考えずに仕入れをしていた時期があります。
セット本は基本コンプしないと販売できないので、現金にならないわけです・・・
はじめたばかりの時は、すぐに揃うでしょと甘く考えていたわけです・・・
実際に揃いにくいものはなかなか揃いません。
1年かかっても揃わないものはあります。
販売価格は高くても揃わないものばかりを集めていたらどうなるか・・・
わかりますよね。
資金がショートしてしまいます。
売れないではなく、出品ができない状態は良くありません。
特に初期の場合には気を付ける必要があります。
SNSなどを見ていると簡単に揃いそうに見えますが、簡単には考えないほうが良いと思います。
まずはこの3点に気を付けながらやっていくのがいいと思います。
わからないことなどがあれば、コメント、問い合わせをからでも連絡いただければ幸いです。
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